甲状腺腫瘍
診断・治療
甲状腺はのどぼとけの下あたりにあるハート形をした4cmほどの小さな臓器です。甲状腺ホルモンを産生しています。甲状腺の中にはしばしば結節といわれる「しこり」ができますが、その中に腫瘍(できもの)があります。腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)がありますが、甲状腺腫瘍の多くは良性です。大きなものはしこりを自覚されることもありますが、健康診断での超音波検査や、他の目的でとった胸部CTなどで偶発的に見つかることも多いです。甲状腺腫瘍はエコー検査や血液検査で診断をします。良性の場合は基本的には様子見となりますが、大きさや血液検査の数値によっては手術が必要です。