病気の話

のど

咽頭炎

主な症状

咽頭(いんとう)は、いわゆる「のど」のことです。咽頭に炎症を起こしたものの総称が「咽頭炎」で、急性咽頭炎と慢性咽頭炎があります。
急性咽頭炎はウイルスや細菌などの微生物の感染による急性炎症で発熱やのどの痛みを伴うことが多いです。のどが赤くなったり腫れたりします。

診断・治療

治療はネブライザーをしたり、抗炎症薬の内服をします。必要に応じ抗菌薬も内服して治療をします。
慢性咽頭炎はのどの痛みの他、違和感や飲み込みにくさなどが生じることがあります。原因は様々ですが、ウイルスや細菌などへの感染のほか、長期の喫煙も原因となります。その他、胃酸の逆流、自己免疫疾患や性病などでも生じることがあります。また、長期に続くのどの症状の場合には悪性腫瘍(がん)のこともありますのでただの「のどかぜ」と思わず、症状が続くときは、早めに受診をしましょう。

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