病気の話

くび

慢性甲状腺炎

主な症状

甲状腺はのどぼとけの下あたりにあるハート形をした4cmほどの小さな臓器です。甲状腺ホルモンを産生しています。自己免疫の異常により甲状腺が慢性的に炎症をおこした状態を慢性甲状腺炎といいます。橋本病とよばれることもあります。症状としては甲状腺が全体的に大きくはれて気づくこともありますが、通常は無症状です。しかし、甲状腺の炎症により甲状腺ホルモンが不足してくると、手足のむくみや体重増加などがみられることがあります。

診断・治療

慢性甲状腺炎(橋本病)は血液検査で診断をすることができます。治療は甲状腺ホルモンの不足があったら内服が必要ですが、通常は治療せず定期的な血液検査で様子をていけばよいことが多いです。

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